語彙と記憶が足りない雑記帳

主に観劇で狂ったことを書く

ハイパープロジェクション演劇 「ハイキュー!!」 "東京の陣"

もしかして間に他に観劇してない???って思うくらいには観劇した記憶がうろ覚えになりつつあるこの頃。
6月になってしまったが4月の観劇ブログを書くぜ!多分順番的にハイステの記事であっているぜ!いくのぜ!


1. ハイパープロジェクション演劇 「ハイキュー!!」について
通称「ハイステ 」として親しまれている2.5次元舞台。

集英社週刊少年ジャンプ」にて絶賛連載中の古舘春一による大人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」を舞台化した作品。

2015年11月の初演から2018年10月の"最強の場所(チーム)"まで、シリーズ6作品を上演し、新たな演劇としての挑戦を次々と行い、熱狂を巻き起こしている。

新作"東京の陣"では、音駒高校を主役校とした今までにない演劇「ハイキュー!!」に挑戦!

熱狂!興奮!感動!演劇「ハイキュー!!」の進化は止まらない。

http://www.engeki-haikyu.com/spring2019/introduction.html

今回は初の主人公校烏野不在の公演。ライバル校音駒高校を柱に春高全国大会に向けた東京都代表決定戦を描きます。
主人公校の烏野高校は宮城県の学校なのでブロックが違いすでに前回までで県内ライバル校を突破して全国大会への切符を掴んでいます。
全国大会で今まで切磋琢磨してきたライバルたちと戦えるようになるのか?!というのが今回の見どころ。
烏野からしてみれば「俺たち全国に行けることになったんだからお前らも絶対勝って全国の舞台で戦おうな!」っていう。
このときはまだ前回までの烏野高校キャストが総替わりするという話で、まだ新キャストが決まっていなかったのでそれも気になりながらの観劇でしたね。

背中で語る男たちのはちゃめちゃかっこいいパンフ表紙。
この時点で最高さがうかがえる。


2.感想
ハイステ観劇はこれで3度目だったのですが「こんなにハイステって楽しかったっけ?!」って思うくらい楽しかったです。
ハイステってOPやEDで原作のコマを使いながらキャスト紹介するんですけど今回これが一切なかった。
あのOP、EDが毎回楽しみではあるんですけど今回なしで役者の動きだけで魅せるOPとEDが見られてこれはこれで最高でした。特別感もある。
そして今回はラップ調の音楽が多くてこれがはちゃめちゃに楽しかった…「TOKYO SHOWTIME!」とか永遠に歌い騒ぎ踊っててほしかったでしょ……
木兎さんが勝負の日だから勝負服を着てきたぜ!っていってクソ派手衣装で試合にきたときの赤葦くんの神対応いい脚本だったな…俺たちが勝負服だッ!!!(観た人にしかわからない)
音駒の「ねこま!ねこま!ねこねこま!」も超キュートだった。そもそも虎の妹のあかねちゃんとリエーフの姉のアリサちゃんがはちゃめちゃかわいかったので可愛いに決まっていた。女の子が全力で応援する姿は最高。あかねちゃん小柄でイメージぴったりだし突然綺麗な側転しだしてびっくりしたしアリサちゃんは結婚して欲しかった。
なんとアリサちゃんは最後優くんの彼女のミカちゃんに変身する。ミカちゃんめっちゃイイ女。最高。
戸美は蛇らしくしなやかで曲線的なダンスがとても魅惑的でかっこよかった。梟谷・音駒の2チームと比べてポップじゃないし大人な感じの雰囲気。
この音楽とダンスのおかげで今回の公演はほんとに充実してたしすっごく楽しかった。手拍子とかね。客席と舞台が一体となってる感じが2.5次元らしいしよかったです。
最後客降りあったのには驚いたけどたまにはこんな感じもいいですね。
優くんまじでまじで最高に優くんだったので原作通り是非とも今後の春高の解説キャラとしてまた出てほしい…
ちなみに今回のハイパーカッコいい男は夜久衛輔くんです!!!!のやっさんといいどうしてこうもリベロはみんなカッコよいんだ!!!!すき!!!!
あとリエーフを窘める研磨くんよかったな…原作でも良かったけど研磨くんが先輩らしいことするとテンション上がる。てか研磨くんにあんなクールに叱咤激励されてやる気でない人いるわけなくない?私にも叱咤激励してくれ。
その後のリエーフの成長ぶりがすごくて「今後ろにいるのは夜久さんじゃない!」って気づいてからの自分の役割をきちんと理解して芝山くんにコースを作ってあげるところまでほんとにアツかった!!!ちょっと泣きそうになってしまった。
原作よりアクセントが効いていてでも原作を最大限にリスペクトしてっていうこのハイステという舞台が本当に毎回素晴らしくて今回も最高でした!

今回のハイステは本当に満足度が高くてすっごく楽しかったのですがそれに伴ってほんとに残念だったのは公演ストーリーがアニメで追いついてなかったこと。
白鳥沢戦を丸々1クール10話使ってやったアニメに対して青城戦・白鳥沢戦を立て続けに1公演でやりきったステ。どっちが良い悪いの話ではないけれどテンポの違いがここにきて出てきてしまったなという感じ。
ハイステって良くも悪くも一見さんに優しくなくてファンこそが楽しめるような構成、見せ方をしているんですよね。
だからアニメだけ見てハイステを楽しんできた層が一定層いただろうことを考えると今回アニメに先駆けて舞台というのはなかなか厳しいところがあったのではないかなと思います。ハードル高い。
次の公演ってアニメの展開間に合うのかな。間に合わないかな。
間に合わなかったら今回含めて再演したら良くないですか?名案だと思うんですけど。


それにしてもハイステに推しの出演が決まってしまって私はもうヒィヒィ言ってますよ。最低3回は行きたいんですけど節度を持って観劇したい。したい。(無理そう)
あとブログ更新が遅すぎてもう全然思い出せない。最悪。観たらすぐ書く。大事。
もう一本記憶失くしつつある観劇ブログを更新しなくてはいけないので頑張ります。
ではでは…