語彙と記憶が足りない雑記帳

主に観劇で狂ったことを書く

女王の戦略

平成も終わりかけ(※書き始め時点の話です)だというのにすっかり更新し忘れていたので3月14日観劇分をいそいそと書いていこうと思います。

今回は推しを見に観劇でしたがこの日はアフタートークの日。期末のどくそ忙しい中しっかり推し活をしていった私のメンタルの強さよ。先輩方大変すみませんでした。


1.『女王の戦略』について

斉藤和馬は目の前で妻、桐子を誘拐される。
犯人が要求した身代金は4億円だった。
和馬は必死で用意した1億円を持って引き渡し場所へ向かう。
廃墟にしか見えないビルの地下室。
地下室には和馬と同じように大きな鞄を抱えた人物が3人いた。
彼ら全員が大切な人を誘拐された被害者だった。
混乱する4人に誘拐犯からの指示がある。

「4億円で人質を解放する。お前達で用意した金を奪い合え」

被害者たちが身代金を奪い合うという最悪なゲームの始まりだった。
彼らには1丁ずつ拳銃が与えられる。込められた弾丸は1発だけ。
どうするべきか悩む和馬の携帯に桐子からの着信がある。
恐怖に震える声で助けを求める桐子。和馬は妻が殺されるのだと確信する。

なんとしても妻を助けなければ。

そして4人の被害者たちによる身代金の奪い合いが行われる。
だがそれは始まりにすぎなかった。

ピウス企画 『女王の戦略』上演決定! | ピウス企画公式ブログ

といったあらすじです。
こちら再演でキャストを殆ど変えての公演。
アフタートークではそのときの話も少しあって面白かったです。


2.感想
簡単に言ってしまえば愛する者の命をかけたサバイバルゲームという感じなのですが実はこれには裏があって人質にとられている側が集まった4人を手札に殺し合わせるというお遊び。なんとも卑劣な遊びですが綺麗な女の人に騙されたい人間なので観ていて最高って感じでした。
推しくんはお坊ちゃん刑事の役だったのですがいや〜〜スーツが似合うこと似合うこと。
スーツの男の人を見るの大好きなのでこれを観られただけでも観劇に来た甲斐があるって感じでしたね!ありがとう!!
ストーリーはかなりダークな側面が濃いのですが後半大逆転してからのネタばらしがかっこよくてたまらなかったですね。王道展開ですが「死んだと思ったら生きてた」とか「嵌められたと思ったら逆に嵌められてた」とか興奮しますよね。
強いていうなら1番最後に女王様サイドと駒サイドが逆転して再びゲームが始まるみたいな終わり方だったのですがあれが腑に落ちなかったかなあ…
絶対に許さないっていう復讐の念に囚われてまた同じことが繰り返されるってあまりに凡で滑稽じゃない?あれだけはもうちょっと違うラストが観たかったなと惜しい気持ちになりました。あくまで個人の意見です。

アフタートークだいぶ忘れましたが面白かったです。主催者の林修二さんの進行でパンフレットを元に役者に気になる話題をふっていく感じだったのですが推しくんは幼少期が完全に野生児で突然「蜘蛛の巣って水につけると硬くなるんすよ」とか言い出して…うんまあなんか良くわかんないけど面白かったのでおっけーです。きょうちゃんちに蜘蛛の巣を取りに行く推し。きょうちゃん誰。
ほかの役者さんだと人生で1番怖かったことで「ある日帰ってきたら洗濯機の中に10万円入っていてごめんなさいって書いてあった」とか「ホテルで仰向けに寝てたら上に女の子が乗ってて首を絞められてた(電気ついてる中)」とか話しててほんとに怖かったしこれも面白かった。あとなんか四駆の話とかもしてたなあ…


これを書きだしたときはまだ平成だったのにな…ははは…
令和もいっぱい観劇します!
ではでは…